こんにちは。 千葉市稲毛区・四街道の子どもプログラミング教室キッズプロの賀川恵美子です。
今回は、ビジュアルプログラミングエムブロック(mBlock)について見ていきましょう。
ビジュアルプログラミングmBlock(エムブロック)とは…
エムブロックは、スクラッチ(Scratch)を基に作られていているブロックタイプのプログラミング言語です。
中国のMakeblock社によって作られ、パソコンだけでなくタブレットやスマホでも使うことができます。
Web版だけでなく、インターネットに接続されていない状態でも、ダウンロードしておけば使うことができます。
画面上のブロックをドラッグ&ドロップしてプログラムを作成するため、キーボード操作が苦手な子どもでもプログラミングすることができます。
漢字が読めない子どもでは『ひらがな』を選択することができます。
パイソンに切り替えできる!
エムブロックは、ワンクリックでPython(パイソン)に切り替えることが可能で、上級者向けのプログラミングもできるようになっています。
パイソンはテキストによるプログラミング言語で、AIやデータ解析など先端技術の分野で広く使用されています。
情報技術教育や学位試験の新しい標準となりつつある、重要なプログラミング言語です。
エムブロックでは、見た目で分かりやすいビジュアルプログラム言語を学ぶことも、テキストプログラミング言語のパイソンに切り替えて高度なプログラミングを学ぶことも可能なのです。
簡単にデバイスと接続できる!
また、Makeblock社製のmBot(エムボット)やCodey Rocky(コーディーロッキー)、Halocode(ハロコード)といったSTEAM教育用デバイスをはじめ、Arduinoやmicro:bit、Raspberry Pi、Telloなどを動かすプログラムを作るためにも利用できます。
簡単に接続できる専用の付属品があるイメージです。
キッズプロでは、組み立ての必要がないMakeblock社製のCodey Rocky(コーディーロッキー)を使っています。
かわいらしいパンダのような見た目のコーディーロッキーには、音や色、傾きや暗さなどを認識するさまざまなセンサーを搭載しています。
組み立てる必要がないので、作成したプログラムですぐに動かすことができます。
未就学児でも、ロボットの接続やアップロードも簡単にできるようになっています。
画面上のプログラムをロボット等で『見える化』することで、子どもたちのワクワクが広がります。
子どもたちは夢中になりプログラムを作成し、ロボットとお友達のような感覚になったりします。
簡単にデバイスと接続できる!
パソコン上でスプライトと呼ばれるキャラクターを、プログラミングで動かすこともできます。
こちらは、パンダさんとクマさんが10歩動いてから「こんにちは」とあいさつするプログラムです。
スプライトごとに、プログラムを作成していくのもスクラッチと同じです。
デバイスを動かすことで、算数も得意に!?
エムブロックは色々なデバイスと接続でき、プログラムを実行することができます。
学校でまだ習っていない速度や角度も、低学年から体感的に学ぶことができます。
速さと時間を設定することができるので、子どもたちは速さや時間を変えたときでのコーディーの進む距離を考えることができます。
小学5年生で習う速さを、実際のコーディーの動きで確かめることができます。
実際に進めてみて、速度や時間を何度も変えることで体感していきます。
「早くするとたくさん進む!」 速さと距離の関係を、子どもたちは、テキストではなく実際の動きで学ぶことができます。
また、小学4年生で習う角度もコーディーを使うと体感的に学べます。
「算数って難しい!」ではなく、実際に使えることが分かると、子どもたちは喜びます。
「まだ習っていない内容だけどね…」 と伝えることで、難しいことができるようになった!という達成感を感じることもできます。
デバイスとスプライトの連携も可能!
接続したデバイスと画面上のスプライトを連動させることもできます。
スプライトの命令に連動するよう、デバイス側で受け取ったときのプログラムを作成するのです。
例えば、パソコンの矢印ボタンで上を押したときに、スプライトとデバイスが進むというプログラムができます。
画面上のキャラクターとデバイスが一緒に動いているように見えます。
このとき、デバイスのアップロードモードをオフにしておく必要があります。
Bluetooth(ブルートゥース)を使うことで、無線で動かすことができます。 MakeBlock社製の、専用Bluetoothドングルもあります。
mBot(エムボット)やCodey Rocky(コーディーロッキー)に共通して使うことができます。
まとめ
エムブロックは、スクラッチと同じようにドラッグ&ドロップで簡単にプログラミングすることができました。
接続しやすいデバイスが用意されていることで、幼児でも簡単にロボットを動かす体験をすることができます。
体験を学習に結びつけることで、子どもたちのワクワクする気持ちと、得意なことが増えたら良いですね。
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